「このミステリーがすごい!大賞文庫グランプリ」受賞作。 大変紛らわしいのだが、この賞は年末に出る「このミス」とは別もので、宝島社が主宰しているミステリー新人賞らしい。 国内ものは最近あまり読まないので、知らなかったよ。
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台湾版フィリップ・マーロウ?!「台北プライベートアイ」
タイトルの通り、一言で言えば台湾版のマーロウ。 かなり変人で、ちょっと頭脳派の私立探偵が主人公のハードボイルドだが、なかなかなミステリーでもある。 今年は秀作揃いの翻訳ミステリ界だが、本書が一番タイプで新鮮だったかも!
続きを読む二度目のゴールドダガー賞!ロボサムの新作シリーズ!「天使と嘘」
マイケル・ロボサムに外れなし。 最初に読んだのはゴールドダガー受賞作の「生か、死か」 長期刑に服している主人公オーディが刑期満了の前夜に脱走するという驚きの設定だった。「なぜ?」をぶちかまされ、主人公の秘密が知りたくてあ
続きを読む今後の展開が楽しみなスペイン・ミステリ「花嫁殺し」
完全匿名作家によるスペイン・ミステリで、舞台はマドリード。 マドリード、またいつか行きたいなぁ〜 花嫁殺し (ハーパーBOOKS) 物語は、マドリードの公園で若い女性の遺体が発見されるところから始まる。被害者は結婚を目前
続きを読む個性溢れる面々のイタリア版87分署シリーズ第二弾「誘拐 P分署捜査班」
お待ちかねだったシリーズの第二弾! 言うなればイタリア版87分署。しかも舞台はナポリ! 誘拐 P分署捜査班 (創元推理文庫) そのナポリの最も治安の悪いと言われる地域にあるピッツォファルコーネ署、通称P署は大半が汚職で逮
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