お待ちかねだったシリーズの第二弾! 言うなればイタリア版87分署。しかも舞台はナポリ! 誘拐 P分署捜査班 (創元推理文庫) そのナポリの最も治安の悪いと言われる地域にあるピッツォファルコーネ署、通称P署は大半が汚職で逮
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イタリアのチャンドラー的ハードボイルドノワール「老いた殺し屋の祈り」
色々な国のミステリ(広義の)が読めるようになって、思ったのは、イタリアのものはかなり好みに合う、ということだ。 ウンベルト・エーコはもちろん、サンドローネ ダツィエーリのダンテとコロンバのシリーズも好きだったし、最近では
続きを読むガブリエル・アロンのコンクラーベ!「教皇のスパイ」
イスラエルの諜報機関長官ガブリエル・アロンのシリーズ最新作。 教皇のスパイ 〈ガブリエル・アロン〉シリーズ (ハーパーBOOKS) 最新刊が出るたびに、米国でのベストセラー1位となり、シリーズ最高傑作というキャッチコピー
続きを読むナポリが舞台!イタリア版87分署シリーズ開幕「集結 P分署捜査班」
本書の舞台はナポリ。 県境を超えた旅行も解禁になったけど、海外旅行に安心して行けるようになるのは数年先になるのかな? 「ナポリを見て死ね」というが、まだ当分見られそうにないわ。 集結 (P分署捜査班) (創元推理文庫)
続きを読む他人からみた自分と自己認識の乖離「白い悪魔」
タイトルの通り、自己認識と現実の人となりがいかに乖離しているかを描いたジョン・ウェブスターの戯曲「白い悪魔」をモチーフにしたノワール小説。 モチーフにしているというか、時代設定が異なるだけで登場人物や彼らが果たす役割等々
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