キング「ジョイランド」読書会

久々に読書会に参加した。課題本はキングの「ジョイランド」で、場所はいつものお店である。

まずは、カンパ〜イ!
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いつもの飲み放題付きのコース。
 
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以下、「ジョイランド」の内容に触れておりますので、未読の方はご注意ください。
 
 
 
 
 
 
今回の平均得点は、、、、6.1点
思ったよりも得点伸びず。
最高点は9点、最低点は3点。
キングは比較的万人向けだと思っていたけど、全然そうじゃなかった(笑)ことに驚いた。
 
感想も、良い点よりも悪い点のほうが目立っただろうか。
*読みやすく、どんどん読み進められる
*うまくまとまっている
*70年代のノスタルジーを感じる
 
という反面、
*キングのベストではない
*主人公にイライラしてノレなかった
*漫画のように主人公補正がかけられた主人公が嫌い
*無用な登場人物が多すぎる
*予想通りで驚きや意外性がない
*遊園地の説明が長すぎて退屈した
*「キャリー」のようにグっとくるものがなく、物足りなかった
 
良いところ、少なっ!
キングの特徴は、プロットよりも人物描写に重きを置いており、エピソードを積み上げていくことでキャラを構築していくことにある。だが、それが性に合わないという人が多かったのだろうか。
また、ミステリとしての感想も一部にはボロクソだった(笑)
 
読者の年齢も多少影響があるのかもしれない。この「若かりし頃を振り返るキング自身のフィクション」は自分が若いと共感するのは難しい。
毎度毎度30代のメンバーとの感覚のギャップを感じるのだが、この日も改めて感じてしまった(笑)
 

 
また、今回は「作中に◯◯がでてきた」から、加点したという人が多かった。
(いつからフィギュアスケートのGEO形式になったんだろう?!)
結構面白かったので、加点ポイントをちょっと紹介してみると、
 
ポイントその1:マイクの母アニーが銃でレインを打ったシーンが好きだから
加点:4点
なんという高い加点!
このシーンがなければ、なんと3点だったのだそうだ(驚)”アニーよ、銃をとれ”の駄洒落かなと思ってしまったが。
 
その2:ピンクフロイドがでてきたから
加点:4点
これは単に懐かしかったかららしいが、しかし郷愁は強し。
 
その3:ブルックスブラザーズがでてきたから
加点:不明
えと、出てきたっけ?と思ったら245ページに出ている。遊園地をやめたエリンが、調査結果をもってデヴに会いにシーンだ。ま、確かにメンズは素敵といえなくもないかな。
 
 
え、そこっ?!!という感じだったが、
アニーが射撃が得意で、デヴが失恋をピンクフロイドを聞くことで癒し、ブルックスブラザーズのスーツが出てきて本当によかった(笑)
 
 
その他では、エディの幽霊がマイクのもとを訪れてデヴの危機を訴えるというのは、出来過ぎ、やりすぎの声多数。
他方、マイクの遺灰を凧であげて空に流すシーンは好感度が高かった
 
私個人がやや疑問に思ったのは、もしもレインの射殺事件担当の刑事が、もっと真面目に仕事をしていたなら、「デヴの下宿からアニー宅に電話をかけた履歴がない」ことに気がついていただろうということだ。
 
いま一つは、文春編集部による本書の解説が、「ミスター・メルセデス」の宣伝のようになっていたことである(笑)
大丈夫、キングファンは出れば必ず買います。
 
評価的にはイマイチだったが、キングは読んだことがないという方には本書は試金石としてオススメ。文庫一冊という手軽さだし、万一趣味に合わなくても1000円の出費で済む。
 
 



 
 

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